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フランス料理を食べるならインドシナがおすすめ!

日本で食べるフランス料理は、どこかかしこまっていて、あまり庶民的なイメージではない。近年のイタリア料理ブームにのって、少々押され気味ともあって、値段は多少低下したものの、まだ敷居が高いように感じる人も少なくはないだろう。今や西洋文化を吸収し、おいしくてオシャレなレストランが増えている日本。在日外国人が「本国の味と変わらない」と絶賛するお店も続々登場。しかし、フランス料理に限っては、まだまだインドシナ諸国にはかなわない。ベトナム、カンボジア、ラオスのインドシナ半島は、かつてはフランスの植民地だった。グルメなフランス人はもちろん植民地にも自国の料理、文化を持ち込んだ。中でも、毎日食べるフランスパンを作る職人はどの町にもいて、現在では三代目、四代目と受け継がれている。カンボジアのプノンペンなど都市部には、今でもフランス人が多く住んでいることもあり、パン屋は繁盛している。市場や道端に並べられたフランスパンは、庶民にも人気。屋台や天秤棒にのせて売られているフランスパンのサッドイッチもなかなかのもの。もともと小麦は輸入に頼っているため、決して安いものとはいえないが、本格的なおいしいフランスパンは、今やすっかり庶民の食べ物となっている。フランス料理のレストランは、高価なので庶民には手は届かないが、日本で食べるよりは安い。しかも日本より歴史があるのに、それほど格式ばっていないため、旅行の際にはぜひ試してみたい。

正しいスタンド利用法

アメリカをドライブする際、給油は当然のことながらガソリンスタンドで行う。だが西海岸の場合フリーウェイ上にガソリンスタンドはほとんどなく、下の一般道路にしかないことに注意しよう。その分看板が高く立てられ、遠くからでも見える仕組みになっていて面白い。これに対して東海岸はフリーウェイの多くが有料だから、その上にガソリンスタンドを置いている。従って西海岸をドライブする時はフリーウェイにスタンドがなくともあわてず、下の道路に降りて給油すればいいのだ。さてガソリンスタンドに到着。日本ではすぐ店員が来て矢継ぎ早に質問するが、アメリカのスタンドはそうではない。ただ座席に座っていたら誰も出て来ず、いつまでも放っておかれてしまう。高価なフル・サービスより、セルフサービスに慣れる土地によって多少違うが、アメリカのスタンドは圧倒的にセルフサービスが中心だ。スタンドによっては日本のように店員が給油してくれる所もあるが、その場合は「FULL」と表示したポンプのほうに車を止めなければならない。その分ガソリン代も高いし、フル・サービスといっても窓を拭くぐらいで、灰皿の掃除でも自分から頼まない限りやってくれない。やはり値段も安いことだし、セルフのほうがお薦めだ。何でも自分でやるのがアメリカのフロンティア精神。それはガソリンスタンドの給油ひとつにも残されている。それでもフル・サービスを希望する方は、「FULL」と表示されたポンプの前に停車すること。店員が近づいてくるので満タンにしたければ、“FullStop”と告げればいい。自分で入れてみようという方は、「SELF」と書かれたスポットに車を停める。我々を待ち受けるのは数々のガソリンポンプ。いったいどのポンプの前に停車すればいいのだろうか。ガソリンスタンドに入ったら最初に、“Leaded”(有鉛)が“Unleaded”(無鉛)かを決めなければならない。レンタカーはすべて無鉛だから迷わず“Unleaded”を選べばいい。いよいよガソリンポンプを使う。“Unleaded”の場合、レギュラー(オクタン価87)、レギュラープラス(オクタン価89)、スーパー(オクタン価92)など、数種類に分かれているので、まずそれを選ぶ。ガソリンの種類を選んだら、その上についているポンプの番号を確認。スタンド内にあるキャッシャーに行って、ガソリンを出してくれるよう頼む。日本では「ハイオク10リットルね」と量で注文するが、アメリカではまず値段を先に指定する。例えば「10ドル分を1番に」という具合である。英語でいうなら“テン・オン・ワン”でOK。逆に“ワン・オン・テン”と言うと10番のポンプに1ドル分のガソリンしか流さないので注意したい。だが慣れているのならまだしも、初めて給油する場合など、どうやって値段を計算するのかとまどう人も多いだろう。ご心配なく、日本と違ってガソリンの安いアメリカでは20ドルも出せば満タンになる。だから値段の見当がつかなければ、まず20ドルを出し、後から差額をもらえばいい。これとは逆に注入し終わってから払う後払いのスタンドも増えている。この場合は注入分の料金だけ払えばいい。スタンドによっては、昼間は後払い、夜は先払いと時間ごとに支払いシステムを変える所も珍しくない。こういうスタンドにも注意しておこう。

タッチ・アンド・ゴー

「タッチ・アンド・ゴー」という言葉、ひょっとすると、よくご存じの読者もおられるかもしれない。「タッチ・アンド・ゴー」とは、そもそも飛行機の離着陸訓練の意。いったん着陸して滑走路を走り、停止せずにそのまま再び離陸することだ。下り「ムーンライトながら」に乗っていると、途中駅の富士で下車する人がたまにいる。こんな真夜中、乗り換える列車もバスもないのに…と思うなかれ。時刻表を調べてほしい。下り「ながら」の富士到着は2時02分。片や、上り「ながら」は2時27分着。そのタイムラグは、わずか25分だ。推理小説を読み慣れた人ならここで、「そうかっ!そういうことだったのかっ」と口走るかもしれない。そう。つまり、下り「ながら」を富士で下車してから25分後にやってくる上り「ながら」に乗り換え、東京方面ヘトンボ帰りする。このように、上下列車が最も短い時間差ですれ違う駅で乗り換えて出発駅ヘリターンすることを、「タッチ・アンド・ゴー」と呼ぶのである。では何ゆえ、こんなことをするのか。答えはカンタン。宿泊費を浮かすためだ。「わざわざ乗り換えなんてしなくても、駅で野宿すればいい」と思う人もいるだろうが、駅での夜明かしは、特におすすめしない。実際、警官に職務質問されたり、冬など寒くて、とても眠れるものではない。寝てしまったら最悪凍え死ぬことだって、考えられる。したがって、乗り換えまでして、あったかい車内で過ごす方が得策なのである。そんな意味も含めて、タッチ・安堵(?)・ゴーとした次第だ。