水着といえば、今までは海やプールの中で泳ぐときに着るものと思っていましたが、東京やその他の都市でも素敵なプールができた現在、泳がないでプールサイドで見せるための水着も出てきました。さらに、水着は1日おきに着がえるものという考えも定着しそうです。ビーチでは、日焼けしたあとをふたつ残す人がふえて、ベア・トップの水着、ビキニの水着、ワンピースの水着などのあとが一目瞭然。着る人が、楽しみながら水着を着ていることがよくわかります。アメリカの水泳送手が着る競泳用水着のアレナは、ぴたっとしまって一分の隙もなく、いかにも若々しい水着です。またほんのお体裁に乳房と前後をおおうだけの、大胆なおすもうさんの回しスタイルも、真夏のビーチだけなら健康的に映えます。きれいな体の持ち主なら、一度は着てみたいビキニといえるでしょう。ところが、水着の種類がこんなに多いのに、サングラスの方は、形の大胆なものをあまり見かけません。サングラスは日常のものをビーチで併用できますが、ビーチでかけるサングラスだけは、少し変えてみてください。ファッション感覚をフレームの色に大胆に取り入れたものや、やや大きく目のまわりをおおうものなど、はっきりしたものが合います。男性がグリーンのグラスに金縁のレイバン(レイバン社のナス型)をかけているのはよく似合いますが、女の人なら同じナス型でも、フレームもグラスも思いきり楽しいものにしましょう。
ジーンズには、色合いから形まで、さまざまな種類があります。そこで失敗しないジーンズ選びのコツは、ショッピングに出かける前に、自分がしたいジーンズ・ファッションの「系統」……フェミニンか、スポーティか……をあらかじめ決めておくことです。そして、フェミニンなスタイルならサンダルやパンプスを、スポーティにしたいならスニーカーやブーツなど、自分の希望のファッションに合う靴をはいて試着するといいでしょう。なお、ジーンズは洗うと縮むので、丈つめのときは、気持ち長めに切っておくこと。できれば買ったジーンズを一度、水に浸して乾かしてから、改めて丈つめに出せばベストです。以上のことに気をつけて、ジーンズを美しくはきこなしてもらいたいものです。
17世紀末にフランドル地方スティンカークで戦闘が勃発したときは、クラヴァッタが邪魔にならないようにその端をヅエストや上衣のボタンホールに挿すスタイルが流行った。ヒヤシンスーリガードが1726年に描いたサミュエルーベルナールの肖像画では、このスティンカーク流がいかなるものだったかつぶさに見ることができる。19世紀末、クラヴァッタは現在のネクタイ(ロングタイ)に近くなる。それでもフランスやイタリアでは、エレガンスと呼ばれるネッククロスの面影が残ってもいた。画家ジョヴァンニーボルディーニによるロベールードーモンテスキュ伯爵の肖像画を見るならば、ネッククロスからロングタイヘのちょうど移行状態がうかがえる。モンテスキュー伯はフランスを代表するダンディのひとりである。服の仕立の良し悪し、手袋やステッキの選択と相撲って、クラヴァッタをいかに美しく結ぶかが上流階級の男たちにとっては関心の的となっていた。モンテスキュー伯は黒いシルクを優雅に結んでいる。